公開質問状 プロサバンナ事業における「市民社会の関与プロジェクト」及び JICA契約現地企業MAJOL社について
- 25 January 2016
posted by: Mozambiquekaihatsu published: January 25 2016
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posted by: Mozambiquekaihatsu published: January 25 2016
政 府開発援助(ODA)「プロサバンナ事業(日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム)」を強行するため に、モザンビー クの農民を分断させようとする外務省・JICAの試み、および「農民招聘」計画は、モザンビークの民主主義と発展の礎を後退させる軽挙な行為 です。私たち は異議を唱え、その即時中止を求めます。
去る2015年6月12日に、マプート市のジョアキン・シサノ国際会議センターにて、プロサバンナ事業によるナショナル・レベルの「公聴会」 が開催された が、これは先駆けて4月と5月に行われた、郡レベル、ナンプーラ、ニアサそしてザンベジア州の州都での「公聴会」と同様の傾向を帯びたものと なった。
私 たち、モザンビーク、ブラジル、日本の国民は、民衆同士の結びつきを土台として、互いに連帯しあい、「プロサバンナ事業」として知られる「三角協 力による モザンビーク熱帯サバンナ農業開発プログラム」を注視し、そのプロセスに関わってきた。
共同プレスリリース カトリック・ナンプーラ大司教区正義平和委員会並びにADECRU 「プロサバンナ事業のマスタープランの公聴会」の即時停止と無効化の要求
マ レマ郡行政府の主催で行われた4月28日の公聴会を、途中でボイコットしたProSAVANA事業を拒否するムトゥアリの農民やコミュニティが、 同郡行政 府の傘下にいるムトゥアリ行政ポスト長、首長ムショナ(Muchona)とSDAE(郡経済活動振興部)関係者らによって付きまとわれ、脅迫の標 的となっ ている。
平素から、国際協力におけるNGOの活動と役割にご理解とご協力をお示し下さり、誠にありがとうご ざいます。先般、4月18日付で、緊急声明「プロサバンナ事業でのマスタープラン初稿の開示と対話プロセスに関する 抗議と要請」をお送りいたしましたが、本状はその後の現地における公聴会の状況を踏まえ、要請するものです。
プロサバンナ事業でのマスタープラン初稿の開示と対話プロセスに関する抗議と要請
モザンビーク現地新聞Verdade紙 2014年10月24日記事(仮訳) 「リオマ郡で何百人もの農民ら土地を追われる」
モザンビークでは、プロサバンナ事業に関する懸念が、情報の不足により深刻化している。市民社会は、現場で実施される各種モデルが明確になるまで、このイニシアティブの操業停止を求めた。
本参考資料は、「NGO・外務省定期協議会 2014 年度第1 回ODA 政策協議会 (2014 年7 月25 日開催)」の報告事項(プロサバンナに関する件)に向けて作成され、発表されたものである。